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最後は散骨したい!散骨場所の選び方と許可の取り方
2023/02/07
近年では、大自然に散骨することで供養とする方法を選ぶ方が年々増えています。
お墓を購入したり維持管理する必要もなく、また死後に夫の家のお墓に入りたくないといった方でも選ばれているようですが、まだまだ周囲に散骨した、経験したといったことを聞くことも少なく、どうしたらよいのか分からない場合も多いのです。
散骨場所の選定、そして許可などをあらかじめとっておくと後にトラブルに繋がりにくいですので、散骨されたい方はポイントをぜひ押さえておきましょう。
国で散骨を禁止する法律はなく、どこでも好きな場所に撒いてよいのでは、散骨されたい方は考えがちです。
しかし土地の所有者は正直に言って複雑な感情を抱くものですし、地域によっては住民の運動等によって条例が誕生、許可なく撒いたりした場合罰金を支払うことになってしまいます。
もしこの場所に撒いて欲しいといった理想の地があるとしたなら、存命中にぜひ土地の所有者や管理者にその旨を伝えておくことをおすすめします。
そこでうまくアクセスできなかったりコミュニケーションができないようでは後のトラブルになる可能性は非常に高く、残された遺族に負担をかけない目的で行う場合まさに本末転倒となってしまいます。
陸上がトラブルになるのであれば海洋散骨は大丈夫なのでは、となりますが、こちらも桟橋や海岸から骨を撒いている光景を見て楽しくなる周辺住民など極めて少数ですし、実際多くの港町で禁止条例が施行されていたりします。
自分の理想の死後、そして残された方への負担ということも考えると、素人が少し考えた位では正直まったく問題を解決させることはできません。
そういった諸手続きをすべてクリアして散骨まで行うことのできる業者選びが今のところ一番現実的な解決方法となっており、長くそのような業務を続けている業者を見つけることが肝心となります。
これまでお墓を利用していた方では合わせて墓じまいを行ってくれるような業者を選ぶのも良いでしょう。