４つの葬儀トラブル

葬儀の際に起こりうるトラブルにはさまざまなパターンがあります。その中で特に多いのは以下の4点なので注意しましょう。

１、料金の認識による不一致

1点目は料金に関する認識の不一致であり、支払う段階になって揉めることが少なくありません。ホームページなどを見て申し込んだ場合、標準プランしか認識できていないケースがよくあります。気軽にいろいろと注文をつけた結果、いろいろなオプション料金が加算されてしまうことが多いです。1.5倍ほどに膨らむケースもあり、予算をオーバーする事態も起こりうるので、見積書をしっかり確認しなければなりません。

２、自分たちに合わない葬儀社

2点目は自分たちに合わない契約を勧められるケースです。死期を予想できる老衰で亡くなった場合を除き、たいていの場合は突然葬儀が必要になって戸惑ってしまいます。十分に葬儀会社を選ぶ時間もとれず、慌ただしく契約してしまう人も珍しくありません。後からそれに気付いても、すでに準備が始まっていると訂正は不可能です。これを意図的に行う悪徳業者もいるので気を付けてください。少なくとも急かすような対応をするところは避けたほうが良いでしょう。こちらのペースに合わせて、しっかりアドバイスしてくれるところが理想です。
以上のように、トラブルの多くは料金に関するものですが、それ以外で困るケースも見受けられます。

３、想定外の参列者

3点目はその一つであり、申し込んだプランと参列者の人数が不適合という事態です。近年、少人数で実施する家族葬などが人気となっています。これを申し込んだにもかかわらず、たくさんの人に声をかけてしまう人も少なくありません。特に多いのが高齢者の親族であり、若い喪主の意図を無視して招いてしまうことあるのです。