お通夜を１月18日（日）
ご葬儀を１月19日（月）
家族と、友人、約10名で家族葬を行いました。

学校も小学校しかでていなく、卒業後はずっと働いていました。
父は、水道屋を経営してましたが、金銭的なトラブルに巻き込まれ、会社が潰れてサラリーマンになりました。母は、家政婦をしたり、病院の売店で働いたり、内職などをして、家庭を支えていました。
苦労をしたが、人当たりがとてもよい人でした。作家の家で家政婦をしていた時、働きぶりが作家の目に止まったらしく、小説の中に出てくる家政婦さんのモデルになったこともありました。
内職をしていた時は、内職の仲間たちのまとめ役をしていました。面倒見もよかったし、人の悪口を言わなかったので、とても信用されていました。葬儀に参加された友人というのは、以前働いていた会社の社長の娘さんで、赤ちゃんの頃、よくおんぶしたりして、面倒をみていました。その人も、母を親のように慕ってくれていました。本当に、人付き合いを大切にしていた母でした。

母は特別なことをするのが好きではなかったので、家族と、近所の仲の良いお友達だけで送ってあげたかったんです。

突然のことではありましたが、母は苦しまずにいけてよかったのではないかと、思えます。何より、本当に家族と仲の良い人たちだけで静かに送れたのが、ほんとうによかった。お通夜が終わり、食事をする時なども、30年以上付き合いのある住職ともお酒を飲みながら、色々話すこともできました。
母もお酒が好きだったので、とても喜んでいると思います。母の好きな色合いで制作して頂いた、お花の祭壇もとても満足致しました。簡素で、でも和やかな雰囲気で送ることができた事にとても満足致しました。