お知らせ
野田市で家族葬を行う時のマナー
2022/07/31
家族や親族などの身内、特に親しかった友人などが集まって行うお葬式を、最近では家族葬というようになりました。
30年位前までは密葬と言っていましたが、昨今このような形のお葬式が千葉県の野田市では珍しいことではなくなったために、この身内で送るお葬式のことを家族葬と呼んで、一般的になっています。
この葬儀を行うときに気を付けておきたいのは、家族葬だから自分たちだけで通夜と告別式をやればいいという、名称だけのイメージで安易に理解をしていては、失敗を招いてしまいます。
何十年もあっていない個人の兄弟など、どうすればいいかとか親しい友人がいるということが、家族に理解されていなくて後でどうして教えてくださらなかったのですかと咎められ、後悔することになる実例も野田市では少なくはありません。
近親者を親戚のどの範囲にするのか、隣近所はどうするのか、親しい友人知人に聞いてみたほうがいいのか、家族はよく話し合って認識を統一して確認しあってから葬儀の準備をすることが重要です。
しかし決め事については、伝える人だけではありません。香典や供花、弔電を受け取るのか辞退するのかということも話し合い、当日になってうろたえたりトラブルになったりしないようにしたいものです。
通知する文章には参列をお願いするのかお断りするのか、香典、供花、弔電の辞退についても記載しておくのが親切ですが、気を付けたいのは失礼にならないようにすることです。
家族葬のため参列お断りなど、明確にしておくことが大切です。参列者への通夜の料理や返礼品は、家族葬とはいえ準備が必要になってきます。
また身内だけで葬儀を行うと後で知った方が、自宅にお参りに来てくださることが少なくありません。香典を受け取ったなら、丁寧な対応を心がけてください。49日の法要を終えたならその挨拶状と一緒に、返礼品をお送りするのが一般的です。家族葬が故人の遺志であったとか、家族の意向で執り行ったということもきちんと伝えて、理解してもらいましょう。